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キメツ

  • 執筆者の写真: kei miyauchi
    kei miyauchi
  • 2020年10月27日
  • 読了時間: 3分

話題の鬼滅の刃を見てきました。

そもそも去年の10月の時点で映画の告知があり、やれ脱税報道やら、コロナやらで伸びに伸びた印象です。

もっとも私はコロナの外出自粛中にアマゾンで、いっき見して作品を知った口なので、これだけヒットしたのはコロナ挟んだからなんじゃ?と言う気もします。


作品としての素晴らしさについてはそこら中で記事にされていると思うので、その辺とは違う切り口で見たいと思います。


滲み出る作品への愛

そもそも公開予定の段階で脱税報道があり、しかも社長の個人の主導による売上隠しというタチの悪い内容だった時点で、個人的にはこの作品にはあまり期待していなかった。

コロナの前段階で社長がこっそり脱税なんて事件が起こればスポンサーの問題が出るだろうし、何より社員であるアニメーターの士気はダダ下がり、興行的にも、作品的にもどうしようもない状態になるんじゃないかと思った。

当事者であり、責任者である社長が何のコメントも出さず、代表の交代も無い。

(その辺の人事とかで公開が伸びているのかと最初は思った)

結局のところ、対外的には何の禊も無いまま(実際は謝罪行脚したのだと思うが)公開に至ったわけだが、結果的にはその判断が正しかったと言える。

いや、逆にそのような状況でありながら作品公開まで漕ぎつけるというのは相当な苦労があっただろうし、「トップの不祥事」という本来なら士気ダダ下がりになるような状況であれだけの作品を完成させた制作陣の作品愛を思うと頭が下がる思いがする。


でも何かあっても良いと思う

不祥事があったからといって作品の素晴らしさが変わらないのと同様に、作品が評価されたからといって不祥事を無かったことに出来るわけでもない。

社長のツイッターは脱税報道を境に更新が無く、会社HPの「NEWS」の欄には脱税報道について一切残っていない。(前あった気がするが。無かったことに出来たと思っているのだろうか?)

作中の主人公のセリフで、「逃げるな!卑怯者!」「逃げるな!馬鹿野郎!」というセリフがあるが、同じことを言いたい。

「いつだってアニメーター(鬼殺隊)はお前らに有利な契約(夜の闇)の中で戦っているんだ!」
「従業員(生身の人間)がだ!給料だって簡単には上がらない(傷だって簡単には塞がらない)!税金(失った手足)が戻ることもない!」
「お前なんかより作品(煉獄さん)の方がずっと凄いんだ!」

という感じだ。

必ずしも謝罪が必要とも言わないが、逆境の中でこれだけの成功に漕ぎつけた関係者の方々に対し、公に謝辞はあってもよかろう?


国税局のファインプレー

調査のタイミングとしては最高だったと思う。

仮に劇場版公開後だった場合、会社が受けるダメージも大きかったと思うし、ガイナックスのようなことになれば、そもそもこの国にとって不利益を招きかねない。

で、過去に重加算税があったことからすれば、定期的に調査に行くことになるだろうから、今回のヒットについて課税漏れは出来ないだろう。

脱税の前科がある会社と取引している関係各所としても気を引き締めてかかることだろう。

それこそ「鬼のまま消えてしまう前に人間の心を取り戻せた」のではないか。

公平性を担保しつつ、法人の事業継続の妨げにならないギリギリのタイミングで良い仕事をしたと称賛したい。

ブレーキをかけてやるのも仕事のうち。

見えた脱税の糸!
全集中!調査の呼吸!
拾の型!重加算!

とまあ違う切り口で触れてみました。

公開にたどり着くまでに制作側にもいろんなドラマがあったであろうこの作品。

こんなことがあってもあの作品を作り上げたのだと思いながら見ていただければ、違う意味でムネアツではなかろうか?


さあ劇場へGO!

 
 
 

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